沿革
おかげさまで60年
ミネベア株式会社はおかげさまで、本年7月に設立60周年を迎えることができました。これもひとえに、皆さまのご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
当社は1951年7月、日本で初めてのミニチュアベアリング専業メーカーとして東京都板橋区に誕生しました。終戦後、満州から帰国した旧・満州飛行機製造の技術者が航空機産業の発展に夢と情熱を託して立ち上げた会社でした。当時はまだ戦後の混乱期であり、同時代の多くの人々と同じく大変な苦労をしながら事業の基礎を作っていきました。
それから60年たった今では、世界18ヶ国に32の製造拠点を持ち、従業員数は55,000名を数えるまでに成長しました。また、ボールベアリングに加え、各種機械加工品、回転機器、電子機器など、皆さまの生活に欠かせない製品を世の中に送り出しています。
私たちは、これからも創業当時と変わらぬ夢と情熱でものづくりに励み、皆さまのお役に立てる企業であり続けたいと思っています。
今後も、皆さまの変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
2011年7月
代表取締役 社長執行役員
1950年代
1954年 板橋区小豆沢にて
故・高橋精一郎社長と全社員
1959年 川口市の自社工場
川口工場の様子
| 1951年 | 7月 | 東京都板橋区小豆沢において、わが国初のミニチュアベアリング専門メーカー「日本ミネチュアベアリング株式会社」を設立。 |
|---|---|---|
| 1956年 | 10月 | 本社を東京都中央区日本橋兜町に、工場を埼玉県川口市上青木町に移転。 |
| 1959年 | 6月 | 埼玉県川口市青木町に新工場を建設し、本社工場を同所に移転。 |
1960年代
1960年 渡米する故・高橋高見
専務(当時、羽田空港にて)
1965年頃の軽井沢工場
拡張工事が続く軽井沢工場
| 1960年 | 6月 | 米国 Miniature Precision Bearings Corp.(MPB社)と販売提携を始める。 |
|---|---|---|
| 1961年 | 8月 | 株式を東京証券取引所店頭売買銘柄として 公開。 |
| 10月 | 東京証券取引所市場第二部発足と同時に、第二部に上場。 | |
| 1962年 | 11月 | 米国市場開発のため駐在員を派遣。 |
| 1963年 | 3月 | 軽井沢工場を建設し、一部工程を移転。 |
| 1964年 | 1月 | 米国 MPB社との販売提携を相互の了解のもとに円満に解除。 |
| 1965年 | 7月 | 川口工場を閉鎖し、全施設を軽井沢工場に移転。本社所在地を埼玉県川口市より長野県北佐久郡御代田町に移転。 |
| 1967年 | 3月 | 欧州市場開発のため、英国ロンドンに駐在員を派遣。 |
| 1968年 | 9月 | 米国ロスアンゼルス現地法人 Nippon Miniature Bearing Corporation(現NMB Technologies Corporation)を設立。 |
1970年代
1970年 東証一部上場説明会
1971年 米国REED工場を買収
海外生産を開始
1972年 シンガポール工場からの第1期研修生
| 1970年 | 10月 | 東京証券取引所市場第二部より第一部に上場。 |
|---|---|---|
| 1971年 | 4月 | 英国に販売会社 NMB (U.K.) Ltd.を設立。 |
| 5月 | 大阪、名古屋両証券取引所市場第一部に 上場。 | |
| 9月 | SKF社のREED工場(米国 現 New Hampshire Ball Bearings,Inc. チャッツワース工場)を買収し、米国において生産活動を開始。 | |
| 1972年 | 2月 | シンガポールに製造会社 NMB Singapore Ltd.を設立。 |
| 1974年 | 9月 | 東証第二部上場のひずみ測定器大手メーカー 新興通信工業(株)(現 ミネベア(株) 計測機器事業部)を買収。 |
| 1975年 | 1月 | 米国の電子機器メーカー IMC Magnetics Corp.(アメリカン証券取引所上場)を買収。 |
| 7月 | 東証第二部上場のネジの総合トップメーカー(株)東京螺子製作所(現 ミネベア(株)藤沢工場)、防衛関連機器メーカー 新中央工業(株)(現 ミネベア(株)大森工場)を買収。 | |
| 1977年 | 9月 | 大証第二部上場の自動車部品メーカー 大阪車輪製造(株)を買収。 米国の多国籍企業マロリー社のモーター部門である Hansen Manufacturing Co., Inc.(現Hansen Corporation)を買収。 |
| 10月 | 旧西独に販売会社 Nippon Miniature Bearing GmbH(現 NMB-Minebea-GmbH)を設立。 | |
| 1978年 | 8月 | 国内第二位のスピーカーメーカー北斗音響(株)、トランスメーカー(株)ハタ通信機製作所を買収。 |
| 1979年 | 8月 | 大証第二部上場のダイキャストメーカー 帝国ダイカスト工業(株)を買収。 |
1980年代
1984年 タイ・アユタヤ工場
開所式
1980年代に活躍した
社有機ボーイング727
1984年 米国NHBB社を買収
| 1980年 | 1月 | 中国台湾に製造会社台湾美蓓亞電子股份有限公司を設立。 |
|---|---|---|
| 3月 | 光洋精工(株)のシンガポール工場を買収し、Pelmec Industries (Pte.) Ltd.を設立、小径ボールベアリングの生産を開始。 | |
| 8月 | タイに製造会社 NMB Thai Ltd.を設立。 | |
| 1981年 | 1月 | 当社の販売部門を分離独立させ、(株)エヌ・エム・ビーを設立、同社に当社グループメーカーの販売部門を合併。 |
| 10月 | (株)東京螺子製作所、新興通信工業(株)、新中央工業(株)、および大阪車輪製造(株)の系列メーカー4社を吸収合併し、社名を「ミネベア株式会社」と変更。 | |
| 12月 | 家具の輸入販売会社(株)アクタスを設立。 | |
| 1982年 | 6月 | 北斗音響(株)と(株)ハタ通信機製作所を合併し、ミネベア電子(株)を設立。 |
| 9月 | イタリアに販売会社 NMB Italia S.r.L.を設立。 | |
| 1983年 | 3月 | 冷却用ファン・モーターメーカー(株)コンドー(現 エヌ・エム・ビー電子精工(株))を買収。 |
| 10月 | ソニー(株)全額出資の高級スピーカーメーカー(株)オーディオリサーチを買収。 | |
| 1984年 | 5月 | 半導体メモリーの製造・販売を目的に、千葉県館山市に(株)エヌ・エム・ビー セミコンダクターを設立。 |
| 8月 | タイに製造会社 Minebea Thai Ltd.および Pelmec Thai Ltd.を設立。 | |
| 10月 | 大証第二部上場のダイキャストメーカー 帝国ダイカスト工業(株)を吸収合併。 | |
| 11月 | ミネベア電子(株)と(株)オーディオリサーチを合併してエヌ・エム・ビー オーディオリサーチ(株)を設立。 | |
| 1985年 | 3月 | 米国のベアリングメーカー(アメリカン証券取引所上場)New Hampshire Ball Bearings, Inc.を買収。 |
| 6月 | シンガポールに精密金型の製造会社 NMB Precision Tool & Die (Pte.) Ltd.を設立。ミネベア信販(株)を設立。 | |
| 1986年 | 5月 | 静岡県磐田郡浅羽町に開発技術センターおよびミネベアエレクトロニクス(株)を設立。 |
| 1987年 | 5月 | タイに合弁製造会社 Thai Ferrite Co., Ltd.(現Power Electronics of Minebea Co., Ltd.)を設立。 |
| 1988年 | 2月 | 英国のロッドエンド&スフェリカル・ベアリングメーカー Rose Bearings Ltd.(現 NMB-Minebea UK Ltd.)を買収。 |
| 3月 | 米国に電子機器の販売会社 NMB Technologies, Inc.(現 NMB Technologies Corporation)を設立。タイに合弁製造会社 Minebea Electronics(Thailand)Co., Ltd.を設立。 | |
| 12月 | タイに製造会社 NMB Hi-Tech Bearings Ltd.および NMB Precision Balls Ltd.を設立。 | |
| 1989年 | 1月 | フランスに販売会社 NMB France S.a.r.l.(現NMB Minebea S.a.r.l.)を設立。 |
| 6月 | 中国台湾のスピーカー・ボックスメーカー環中企業股份有限公司を買収。 日本での販売会社である(株)エヌ・エム・ビーをミネベア(株)の大株主である(株)啓愛社に合併し、(株)啓愛社エヌ・エム・ビーを設立。 |
1990年代
1990年 ドイツにHDD用スピンドルモーター開発会社を設置
1995年 タイにR&Dセンター
(現MSL)を設立
1994年 上海工場設立
| 1990年 | 8月 | 米国の電源装置メーカー Power Systems, Inc. を買収。 |
|---|---|---|
| 10月 | ドイツの精密小型モーターメーカー Papst-Motoren GmbH & Co KGと合弁でHDD用スピンドル・モーターの開発会社PAPST-MINEBEA-DISC-MOTOR GmbHを設立。 | |
| 11月 | 英国のRose Bearings Ltd.(現 NMB-Minebea UK Ltd.)スキグネス工場において小径ボールベアリングの製造を開始。 | |
| 1992年 | 2月 | 英国の電源装置メーカー Sorensen社を買収し、スコットランドにMinebea Electronics (UK) Ltd.を設立。 |
| 1993年 | 3月 | (株)エヌ・エム・ビー セミコンダクターの経営権を新日本製鐵(株)に譲渡。 |
| 4月 | 台湾美蓓亞電子股份有限公司を環中企業股份有限公司に吸収合併。 | |
| 8月 | Papst-Motoren GmbH & Co KGとの合弁契約を解消。PAPST-MINEBEA-DISC-MOTOR GmbHの全保有株を取得し、社名をPrecision Motors Deutsche Minebea GmbHに変更。 | |
| 10月 | 販売およびR&D活動等を目的に、シンガポールにMinebea Trading Pte. Ltd.(現Minebea Technologies Pte. Ltd.)を設立。 | |
| 1994年 | 3月 | ドイツのベアリングメーカー "FAG Kugelfischer Georg Schafer AG"と業務提携を締結。 |
| 4月 | 中国に製造会社上海美蓓亚精密机电有限公司、(英文名:Minebea Electronics & Hi-Tech Components (Shanghai) Ltd.)を設立。 | |
| 8月 | 韓国に販売会社NMB Korea Co., Ltd.を設立。 | |
| 12月 | ミネベア信販(株)の信販事業を米国GEキャピタルコーポレーションの子会社であるゲートファイナンス(株)に譲渡。 | |
| 1995年 | 3月 | タイの表面処理加工メーカーMF Industries Co., Ltd.(現Minebea Thai Ltd.)に資本参加。 |
| 10月 | タイにR&Dセンターを設立。 | |
| 1996年 | 8月 | シンガポールにR&Dセンターを設立。 中国・上海のボールベアリング一貫生産工場(ミネベア最大のベアリング工場)が操業を開始。 |
| 10月 | 英国スコットランドにNMB (U.K.) Ltd. インチナン工場を新設。 | |
| 1999年 | 3月 | 米国に設立したNMB Corporation, Technical Centerで品質評価および試験活動を開始。 |
| 7月 | 米国の現地法人 NMB CorporationとNMB Technologies, Inc.を合併し、NMB Technologies Corporationに商号変更。 | |
| 9月 | ミネベア信販(株)の経営権をLSF Nippon Investment Company, LLCに譲渡。 |
2000年代
2004年 ミネベア松下モータ
(現ミネベアモータ)の設立
2008年 ドイツにR&Dセンターを
設立
2009年 ドイツmyonic社を買収
| 2001年 | 1月 | (株)啓愛社エヌ・エム・ビーNMB事業部をミネベア(株)に移管。 |
|---|---|---|
| 2002年 | 6月 | 松下電器産業(株)とHDD用動圧流体軸受モータ事業に関する生産委託に合意。 |
| 8月 | シンガポールのハンシングループHuan Hsin Holdings Ltd.との合併会社 Sheng Ding Pte. Ltd.が、中国にパソコン用キーボードの生産子会社 Shanghai Shun Ding Technologies Ltd.を設立。 | |
| 9月 | 松下電器産業(株)とDC軸流ボックスファンモータ事業に関する共同開発及び生産委託に合意。 | |
| 2003年 | 8月 | 松下電器産業(株)モータ社と情報モータ四商品(軸流ファン・モーター、ステッピング・モーター、振動モーター、ブラシ付DCモーター)事業を統合し、2004年に新会社を設立することを決定。 |
| 2004年 | 4月 | 松下電器産業(株)モータ社との合併会社「ミネベア・松下モータ株式会社(現 ミネベアモータ(株))」設立。 |
| 7月 | 英国子会社のNMB-Minebea UK Ltd. が、スロバキア共和国に現地法人NMB Minebea Slovakia s.r.o.を設立し、キーボードの印刷を移管。 | |
| 2006年 | 3月 | シンガポール合弁会社SHENG DING PTE. LTD. のHUAN HSIN HOLDINGS LTD. との合弁契約を解消し、全株式を取得。 |
| 2008年 | 4月 | タイ国に所在する NMB Thai Ltd.、Pelmec Thai Ltd.、Minebea Thai Ltd.、NMB Hi-Tech Bearings Ltd.、NMB Precision Balls Ltd.、Minebea Electronics (Thailand) Co., Ltd.、及び Power Electronics of Minebea Co., Ltd. の7社を統合合併し、社名をNMB-Minebea Thai Ltd.とする。 |
| 7月 | ドイツ・オーデルツハウゼンに先進エレクトロニクスR&Dセンター・ヨーロッパ(Advanced Electronic Research and Development Centre Europe)を開設。 | |
| 2009年 | 1月 | FDK株式会社のステッピングモータ事業を買収し、マイクロアクチュエータ事業部を設置。 |
| 3月 | ドイツの極小・小径ボールベアリングメーカー myonic Holding GmbH 及びその子会社を買収。 |
2010年代
2010年 精密金型製造の
第一精密産業を買収
2011年 蘇州工場でライティングデバイスの生産を開始
2011年 カンボジアの
自社工場起工式
| 2010年 | 4月 | ミネベアモータ(株)がパナソニック(株)モータ社の情報モータ事業部を買収し、ブラシレスモータ事業部を設置。 |
|---|---|---|
| 8月 | 樹脂射出成形用精密金型メーカーの第一精密産業株式会社を日本みらいキャピタル(株)が運営するファンド(NMC 2002 L.P.)より買収。 | |
| 中国蘇州市に美蓓亜電子科技(蘇州)有限公司(Minebea Electronic Devices (Suzhou) Ltd.)を設立、翌年4月よりLEDバックライトの生産を開始。 | ||
| 10月 | カンボジアにMinebea (Cambodia) Co., Ltd. を設立、翌年4月よりプノンペン経済特区内のレンタル工場で小型モーターの生産を開始。 |
